【以前の俳句会
】
令和8年2月の俳句会
一井 魁仙
待春や半音上がる古時計
秋庭 菊枝
海苔炙る母の手首の輪ゴムかな
田中 今日子
春満月実験室にピザ届く
青山 智子
体幹の弱い男や春炬燵
盛 真由美
ひとり立つビッグイシューに春の風
西 乙子
絹豆腐あをさと掬ふ塗りに箸
新倉 村蛙
一の位の数だけにする年の豆
栗原 むつ子
球体に乗り切っているふきのとう
二村 吉光
大寒を抱いて華やぐ祇園かな
加藤 なほこ
言い訳は量よりも質バレンタイン
舟田 優江
春めくや伝通院の吹流し
富岡 隆一
薄氷の日本の姿カブト蟹
倉又 圭子
淡雪やすれ違ふ娘の後れ毛に
国藤 習水
ヘアカット似合ひし外科医春隣
小林 薫
昼休み美術室で待つバレンタイン
山本 和子
天と地を結ぶ破線や細雪