【以前の俳句会
令和6年10月の俳句会
一井 魁仙花野ゆくことばの杖を道連れに
国藤 習水木犀に駐車禁止の札下る
秋庭 菊枝アルバムの背表紙撫でて星月夜
山本 和子良夜には良夜の顏をして坐る
田中 雅浩名画座や誰に逢いゆく秋の暮
西 乙子銀箔の剝がれ跡ある今日の月
渋谷 かや秋の蚊の紅斑きつく残しけり
舟田 優江坂上がりマスクをはずす秋の風
小林 薫ジョギングの足緩めさす金木犀
加藤 なほこ あやかしのろうそく揺らす神無月
栗原 むつ子 神経の誤作動という月に雲
富岡 隆一 秋戦カツカレー食む議員かな