【以前の俳句会
】
令和6年7月の俳句会
一井 魁仙
水色の時が煮詰まる旱星
山本 和子
いろはすの蓋は黄緑夏来たる
新倉 村蛙
急行の夜の車窓に金魚浮く
田中 雅浩
沖縄忌風に転がるビール缶
秋庭 菊枝
茄子漬ける夫婦同姓日本だけ
加藤 なほこ
西瓜食む緯線経線知らぬ子ら
西 乙子
目薬や一斉に満つ蝉時雨
小林 薫
大金星歓喜にドームとビール揺れ
渋谷 かや
色つきの煙火にむせて花火の夜
富岡 隆一
姫路城駅そば食みし浴衣の日