【以前の俳句会
平成29年3月の俳句会
松井 国央 明日という語が捨ててある卒業期
山縣 總子 植木屋が残す手拭い春月夜
山本 和子 春爛漫躍る飛脚のふくらはぎ
国藤 習水 乙女らの光る指先ミモザ咲く
金澤 直子 春キャベツゆうるく巻いて妻楊枝
小竹 孝之 自治会のペット担当春うれい
みなまだけい 春雨や二階の窓のぬいぐるみ
一井 魁仙 熱燗といふ贅沢な処方箋
宮川 欣子 取り敢えず箸を折りけり西行忌
桜井 万希子 つくしんぼ辿り着いた本籍地
河上 美智子 囀りの見え隠れするブナの森
栗原 むつ子 ともかくも春満月とビフィズス菌