慶讃導師 傳通院七十七世貫主 麻生諦善上人
日時:令和6年4月4日午前10時〜
会場:練行列  港区大門・浄運院 〜 芝公園・大本山増上寺三門
   庭儀式  大本山増上寺 大殿前
   慶讃法要 大本山増上寺 大殿

浄土宗開宗850年を迎え、大本山増上寺慶讃法要の慶讃導師を当山麻生諦善貫主がお勤めになり、慶讃法要(晨朝法要)は無事円成致しました。当日の様子は以下の通りです。

□お練り行列 :中宿の大門・浄運院さまにて御回向の後、境内の大梵鐘の音を合図に行列が出発。慶讃導師である麻生貫主を中心に、木遣、寺侍、吉水講、講中、稚児、式衆、法類随喜寺院、総代世話人の方々、総勢数百名が参列されました。麻生貫主が三門をくぐると、三門楼上より散華が撒かれ行列は庭儀台に。
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□庭儀式 :大殿入堂に先立ち、麻生貫主は、庭儀台に上がり十方諸佛の降臨を請い、法要の無事円成を祈念されました。
□慶讃法要 :今回の慶讃法要に、大本山光明寺法主柴田哲彦大僧正台下にお下がり頂きご臨席を賜り、総本山知恩院副門跡・中村康雅上人、浄土宗宗議会議長宮林雄彦上人のご臨席を賜りました。大殿入堂後に先ず御法主台下より慶讃法要を勤めるため払子が麻生貫主に授与され、七九条という特別なお袈裟に召し替えられ、法要が始まりました。
□献供・献茶・稚児・諷誦 :相伝の洒水作法を行い、道場や法然上人にお供えをするお供物を清められ献供・献茶のお役に、当山世話人梅野様ご内室、世話人成澤様ご内室、小石川淑徳学園水野様、寺族麻生貫主お孫様篠塚様、筆頭法類宗泉寺ご内室横井様にお務めいただきました。
そしてお稚児さんには、阿弥陀さまの智慧の水を頂戴する灌頂洒水が行われ、その後、祖師の報恩の志を述べる諷誦文を拝読されました。
□指名焼香・授与十念: 散華行道にて堂内に散華が撒かれた後、特別来賓として徳川宗家第19代当主徳川家広ご夫妻、結城藩水野家第20代当主水野勝之様、山内より真珠院石井上人、慈眼院遠田上人、善光寺宮田上人、法類寺院の宗泉寺横井上人(執事)、誠心寺荒木上人(執事)、総代世話人、寺族の皆さまにお焼香をいただきました。法要の最後には、麻生貫主よりお十念の授与を頂戴し、慶讃法要は無事円成致しました。増上寺のご丈内の皆さまはじめ、傳通院関係各位の皆さまのご協力とご尽力に感謝御礼申し上げます。

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