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傳通院檀家であり能楽師の清水義也先生による能公演が、当山本堂において行われました。
今回は源氏物語を題材とした「葵上(あおいのうえ)」という能で、光源氏の妻、葵上が病にかかり、巫女に祈祷をお願いした所、光源氏の愛人であった六条御息所の生霊のせいである事が分かります。そこで横川小聖という僧侶を呼び、生霊を退治してもらうという内容でありました。
能というと難しく、敷居が高いように思う方もいらっしゃるかと思いますが、公演前に武蔵野大学名誉教授である増田正造先生による事前解説があり、初めての方でも楽しめるようになっております。また毎月、清水義也先生が講師を務める「澄声会(ちょうせいかい)」という能講座が傳通院にて開かれております。ご興味のある方は、是非一度傳通院に足を運んでいただければと思います。 |
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